この月食が起きた2000年(平成12年)は、子供が小学生で、近所の子供たちにも見せたいと小学校の校庭で観望会を催しました。ただ、私自身も久しぶりに見る月食で且つ撮影も初めて使うものもだったので、今改めて見てみるとあまり旨くできてませんね。でも、皆さん喜んでいただけたことは覚えています。
この頃からデジタルカメラを利用した撮影に変わってきています。この撮影には、ニコン製E990というコンパクトデジカメ使い、専用アダプタで接眼部に取り付けてコリメート撮影していました。棚の奥にしまったバックアップディスクからデータを復元しましたが、元々の写りは悪いですが、デジタルなので劣化が起きていないこは、良いことです。
この皆既月食は、皆既状態1時間47分を含む4時間弱の天文ショーで、一生に一度見れるかどうかのすべての行程を観測できる貴重で長時間の月食でした。