笠井トレーディング社が販売するクラシカル・カセグレン式反射望遠鏡GS-250CCを導入した。
憧れの口径254mm。そして焦点距離3048mm。
そのうえ、この製品は副鏡を支える鏡筒構造がカーボンチューブでトラス構造に組まれている。見た目は天文台に置かれている望遠鏡のイメージだ。
正直、この望遠鏡を知ったときは一目ぼれ状態だった。
トラス構造の製品は、導入したクラシカル・カセグレン式と流行りのリッチー・クレチアン式の2方式があるが、鏡筒のトラスのバランスがカセグレン式がより美しく見えた。
反射望遠鏡の宿命である副鏡による中央遮蔽率(面積)も11.2%と許せる範囲が決定打となった。観望および撮影対象が月面および惑星に絞っていたこともある。
DSOについては、MT-160ニュートン式反射望遠鏡があり、リッチー・クレチアン式とは、用途が被ることと、中央遮蔽率(面積)が、19.36%にもなることが気に食わなかった。
また、リッチー・クレチアン式は、光軸調整も難しいと書かれていた。光軸調整等も基本自分で行う私としては、自分の技量で扱えそうなクラシカル・カセグレン式がベストであると思えた。
本格運用は、2022年夏からとなる。